Wi-SUN ECHONET Profile 準拠通信制御ソフトウェア
EW-WSN
Wi-SUN 概要・特長
Wi-SUNとは、Wireless Smart Utility Networkの略で「ワイサン」と呼びます。 IEEE802.15.4g規格をベースに相互接続を有する無線通信規格を業界団体
「Wi-SUN Alliance」が標準化を行ってきた規格です。
現在、日本ではWi-SUN ECHONET Profile for Route B は、スマートメーターと
HEMSコントローラの間の通信規格として採用されています。
Wi-SUN ECHONET Profile for HAN は、HEMSコントローラ、家電製品で構成されます。
その他にも、交通インフラや農業、医療などセンサ機器を結ぶIoT用途として期待されています。
- 近距離無線の中では通信距離が長い(500m-1km)
- 電波の到達性が高い(距離だけではなく回折性)
- 2.4GHzに比べ、帯域の混雑が少なく安定した通信が可能
日新システムズのWi-SUN開発ソリューション
※HAN:Home Area Network の略
EW-WSN for Route Bは、Wi-SUN ECHONET Profile for Route Bに準拠したソフトウェアです。
Bルートを構成するための全ての機器の開発にお使いいただける製品となっております。
EW-WSN for HANは、Wi-SUN ECHONET Profile for HAN(Single-Hop HANのみ)に準拠したソフトウェアです。
HANを構成するための全ての機器の開発にお使いいただける製品となっております。
- Wi-SUN ECHONET Profile (for HAN または for RouteB)準拠ソフトウェアスタック
※ for HAN はSingle-Hop HANのみ - 開発支援ツール(パケットモニタ※)
- マニュアル一式
- ソフトウェアサポート
※EW-WSN 開発支援ツール(パケットモニタ)
- Windowsで使用するEW-WSN Packet Monitorアプリケーションにてモニタする周波数を設定して使用
本設定によりWi-SUNパケットに限らず、Zigbee IP等、設定した周波数の無線パケットをWiresharkに表示する - MAC暗号キーを入力する事でWi-SUNで採用されているAES-128-CCMの復号化も可能
- Wireshark用の弊社作成ECHONET Liteプラグインを使用する事でECHONET Liteパケットの細かい解析も可能
EW-WSN特長
HEMSコントローラ、家電製品のいずれの開発にも対応
組込みにも最適
- フットプリントが小さく組込み機器への実装が可能(ROM:256KB、RAM:32KB以上)
豊富な実装実績
- MCU
メーカ 型番 Renesas RL78 Renesas RX111 NXP Semiconductors K24 Silicon Labs EFM32GG395F1024 Spansion MB9AF156M Texas Instruments CC2538
- RF
メーカ 型番 Analog Devices ADF7023-J LAPIS Semiconductor ML7396B Semtech SX1272 Texas Instruments CC1200
- 上記実装以外のMCU/RFおよびカスタムボードへの新規実装のお手伝いもさせていただきます
Wi-SUN関連認証取得支援
- Wi-SUN認証(Wi-SUN Alliance) ※ for HAN はSingle-Hop HANのみ
- SMA/AIF認証(ECHONETコンソーシアム)
- 電波法設備認証(技術基準適合および認証)
認証取得をスムーズに進めるために
- 実績のあるソフトウェア
実績のあるソフトウェアを利用することで、開発期間・コストを短縮できます - 認証対応製品開発のノウハウ
多くのお客様のWi-SUN対応製品を受託開発で実施し、認証取得のお手伝いをさせていただいています
Wi-SUNへの取り組み
アライアンス内部での各種WG活動・相互接続イベントへの参画。
横須賀リサーチパークの研究成果であるワイヤレススマートユーティリティネットワーク技術およびその実用のための関連技術について、普及・利用およびその技術を活用した事業開発を促進する協議会活動に参画。
省電力かつ、伝搬性の高い特性を活かして、各種センサデータの収集が実現可能であり、今後、IoTのさまざまな分野での活用が期待されているWi-SUN技術。
工場内で多く使われている、RS485やデジタルI/Oなどのレガシーなネットワークを、IoTゲートウェイを中継することで、最新のITシステムと結合。
- 工場内に多く残っているレガシー設備を最新のITシステムと統合することができる
- 無線化することで、工場内のレイアウト変更が、簡単にできるようになる
Wi-SUNを使ってビニールハウス内の温度・湿度や土壌ph値の監視とヒートポンプ空調機の電力監視が可能。
ビニールハウスは広い敷地内に点在しているが、3G / Wi-SUN通信でデータ収集を行うため、配線工事は不要。
※Wi-SUNはWi-SUN Allianceの登録商標です。
※Wi-SUN AllianceとWi-SUN AllianceロゴはWi-SUN Allianceの商標です。