プレスリリース 2010


(2010年10月13日)

日新システムズが、マルチコア・プロセッサの性能を最大限に引き出す
プログラム設計支援ツール「Prism」の販売・テクニカルサポートを開始し、
包括的な組込み向けマルチコアソリューションを提供

株式会社日新システムズ(本社:京都、代表取締役社長:竹内嘉一、以下日新システムズ)は、CriticalBlue Limited(本社:UK、CEO:David Stewart、以下CriticalBlue)と代理店契約し、マルチコアプログラム設計支援ツール「Prism」(プリズム)を日本市場へ2010年10月15日より発売を開始します。
弊社は既にマルチコア開発に最適な開発支援ツールを取り揃えており、ツール群のご提供から、豊富なエンジニアによるテクニカルサポート、受託開発まで、マルチコア開発におけるワンストップソリューションとして提供してまいりました。「Prism」をご採用いただくことにより、さらなるマルチコア開発の生産性の向上に貢献します。

Prism」は、シングル・プロセッサ用の既存プログラムに対し、パフォーマンス向上などを目的に並列処理のプログラムへ変更する際、既存プログラムのどの部分の設計を変更すれば最適化できるのか予測して探ることができるマルチコア・プロセッサに特化したプログラム設計を支援する解析ツールです。

近年、マルチコア・プロセッサは、高速化、省電力化、省スペース化などを理由に、組込みシステムにおける導入の検討がされています。しかしながら、プロセッサのコア数を増やしても期待したパフォーマンス結果が得られず、マルチコア・プロセッサの性能を十分に活用できないケースが多々ありました。マルチコア・プロセッサの性能をフルに発揮させるためには、既存のプログラムをそのまま利用するだけではシングル・プロセッサ利用時とほとんど変わらないため、マルチコア・プロセッサに合わせた最適な並列処理のプログラムへ変更する必要があります。

Prism」は、マルチコア・プロセッサが搭載された実際のハードウェアがなくても、既存のシングル・プロセッサ搭載ボード上で実行したトーレス結果から、コア数を増やした場合、シーケンシャルな処理を分割した場合などを仮想的に実行し、その結果を具体的な数値やグラフ、プログラム毎の関連性などをGUIベースで表示します。プログラム開発者は、既存のプログラムに対し、どのような変更を行えばどの程度のパフォーマンス向上が得られるのか「Prism」が予測した数値などから推測することができます。既存のソースコードを修正することなく、修正した場合を仮定して最適なプログラムの設計を探ることができるため、ソースコード修正による動作不良やマルチコア・プロセッサ搭載のボード開発、入手にかかる時間を削減でき、生産性を向上させることができます。

日新システムズは、今後も「Prism」を含めたマルチコア開発の支援ツール群のライセンス販売だけでなく、マルチコア・プロセッサを利用したプログラミング設計のコンサルティング、ソフトウェア開発の請負支援サービスまで、マルチコア開発におけるワンストップソリューションを提供します。これにより、通信、産業、OA、防衛市場をターゲットに、今後1年間で50件以上のプロジェクトでの採用を見込んでいます。



■「Prism」の特長:
  • 既存のプログラムを修正することなく、マルチコア・プロセッサに最適なプログラム設計ができます。
  • マルチコア・プロセッサ搭載のハードウェアを準備する必要がありません。
  • プロセッサのコア数、1つの関数を複数の並列処理にした場合など、仮想的に様々な条件を設定し、即座にパフォーマンスなどの予測値を表示します。
  • 解析結果はGUIで表示されるため、データの依存関係やメモリアクセスの影響など視覚的に理解することができます。
  • シングルコア・プロセッサでは正常に動作していても、マルチコア・プロセッサへ変更した時に発生する可能性のある論理的な不具合(データレース状態など)を予測することができます。

 

■株式会社日新システムズについて
日新電機株式会社(東証、大証1部上場)の全額出資子会社である日新システムズは、組込みシステム開発のインテグレーターとして“プロフェッショナルサービスPlus!”を掲げ、組込みのリアルタイム制御技術と、ネットワーク分野の高い技術を共存させた新たなサービスを提供する企業です。組込みソフトウェア開発の技術力としては、カスタムボードへのOS移植、デバイスドライバ、アプリケーションの開発を得意としています。また、日新システムズは、組込み開発者のソフトウェア開発の支援をするため、マルチコア・プロセッサに対応したリアルタイムOS「VxWorks」組込みLinux「Wind River Linux」のウインドリバー正規代理店として活動し、その他にもネットワークプロトコルスタック、ファイルシステムなど各種組込みソフトウェアパッケージを販売、サポートを提供しています

詳細は、http://www.co-nss.co.jp/  をご参照ください。

 

■CriticalBlue社について
クリティカルブルー(Criticalblue Limited)社は、2003年にUKスコットランドのエジンバラで設立された、プロセッサのアーキテクチャー設計やEDA、組み込みソフトウェア分野の専門化集団で、ソフトウェアの性能向上を手助けする製品群を提供してきました。

また、Multicore Associationに加盟し、MPP(Multicore Programming Practices:マルチコアプログラミング作法)策定分科会 のCo-chairにCEOのDavid Stewart が就任しており、MPPの作成作業に取り組んでおります。マルチコア用の並列化プログラムの浸透を、ツールサイドから支援します。
http://www.criticalblue.com/

 

※本資料に掲載する会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。

(2010年9月30日)

ローム製無線LANモジュールをアットマークテクノにOEM
Armadillo-400シリーズ用評価セットを発売

株式会社アットマークテクノ(本社:札幌市、代表取締役社長:実吉 智裕、以下「アットマークテクノ社」)、ローム株式会社(本社:京都、代表取締役社長:澤村 諭、以下「ローム社」)、株式会社日新システムズ(本社:京都市、代表取締役社長:竹内 嘉一、以下「日新システムズ社」)の3社は、このたび、ローム社製無線LANモジュール「BP3590」を使用したIEEE802.11b/g 対応無線LANソリューションの提供について合意しました。

三社の合意に基づき、ローム社製「BP3590」がアットマークテクノ社に対しOEM供給され、日新システムズ社が開発したLinuxデバイスドライバ(バイナリコード)を同梱した上で、「Armadillo-WLAN(アルマジロ・ダブリュラン)」の後継機として2010年11月にアットマークテクノ社から発売されます。

「Armadillo-WLAN」は、アットマークテクノ社製ARM搭載・Linux対応組み込みプラットフォーム「Armadillo(アルマジロ)」シリーズ専用の無線LAN対応オプションモジュールです。中小規模の量産製品開発をコンセプトとした産業用途向け無線LANモジュールで、1台から購入できる点が大きな特長です。Armadillo本体と無線LANモジュールはArmadilloに標準搭載されたSDIOインターフェースによって接続されるため、「Armadillo-400」シリーズをそのまま使用した量産に適しています。

今回「Armadillo-WLAN」に採用されたローム社製「BP3590」は、24.0×33.1㎜の小型サイズで省電力、動作温度範囲-40~+85℃の実力を持ち、Armadillo-400シリーズの動作温度範囲をカバーしています。さらにオンボードアンテナ搭載で、アンテナの内蔵が求められるモバイル機器にも利用できる他、外部アンテナにも対応しており、従来のArmadillo-WLANと同様に使うことも可能です。また、あらかじめ技術基準適合証明等を取得済みのため、面倒な申請手続も不要です。

Armadilloシリーズ(*1) 用Linuxデバイスドライバ(日新システムズ社製)のソースコードはオープンソースとして提供され、日新システムズ社Webサイトから無償ダウンロード可能となります。日新システムズ社では、同社の受託開発サービス「プロフェッショナルサービスPlus!」によって、Linuxデバイスドライバのカスタマイズ開発の他、Google Android™ やμITRONなどLinux以外のOS対応サービスも提供していく予定です。

アットマークテクノ社は、試作開発用の「Armadillo-WLAN評価セット」(型番:AWL12-D01Z、価格:税込21,000円)を2010年11月に発売します。評価セットには、Armadillo-WLANモジュール本体、Armadillo-400シリーズに装着するための拡張ボード、SDカード型ベースボード、アンテナ、Linuxデバイスドライバソフトウェア(バイナリコード)を収録したCD-ROMが同梱されます。また、Armadillo-420とArmadillo-WLANを組み合わせたお得な「Armadillo-420無線LANモデル開発セット」(型番:A4201-D00Z、価格:税込52,500円)も同時発売します。量産用の「Armadillo-WLANモジュール」(型番:AWL12-U00Z *2)も1台から購入いただくことが可能で、100台一括購入時の価格は8,000円以下となる見込みです。

発売に先立ち、幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2010」(2010年10月5日〜10月9日)のローム社ブース(ホール6/半導体ゾーン/No. 6C29)にて展示いたします。

*1  本プレスリリース発行日現在,  Armadillo-420、Armadillo-440への対応を予定しています。
*2 Armadillo-400の各量産ボードにモジュールを直接に装着するには、ホスト側ボードに指定コネクタを搭載する必要があります。

■株式会社アットマークテクノ 代表取締役 実吉智裕のコメント
「このたびローム社から製品のOEM供給をいただくことで、Armadillo-400シリーズも無線LAN対応が可能となりました。デバイスだけでなくモジュール化までをローム社が一貫して設計・開発した新しいArmadillo-WLANは、一層安定した使用感をお客様にお届けできるものと期待しております。」

■ローム株式会社 パワーモジュールチームのコメント
「BP3590はローム初となる、チップアンテナ内蔵タイプの 無線LANモジュールです。豊富なインターフェース(SDIO/SPI/UART)、単一3.3V電源駆動、広範な動作温度範囲(-40〜+85℃)等、優れた特性を持つローム製無線LANモジュール「BW9490」とチップアンテナを1モジュール化しました。アンテナ内蔵のため、お客様は一切の高周波設計を行うことなく、簡単に無線設備を導入可能となります。」

■株式会社日新システムズ 代表取締役社長 竹内嘉一のコメント
「この度のローム社製無線LANモジュールの供給による新しいArmadillo-WLANは、3 社の強い結び付きと、更なるビジネス展開を示唆するものであり、Armadillo-WLANとBP3590を採用されたお客様へは、日新システムズの組込みプラットフォーム構築技術と合わせ、高品質な組込みシステムのワンストップソリューションを最速で提供することをお約束いたします。」

■「Armadillo(アルマジロ)」シリーズについて
Armadilloシリーズは、アットマークテクノが開発した、小型・省電力・低価格の「組み込みプラットフォーム」です。ARMプロセッサを搭載したCPUボード上にLinuxが標準OSとしてプリインストールされ、アプリケーション部分を開発するだけでさまざまな組み込みシステムを実現できるのが大きな特長です。2001年に初代機を発表して以来、10モデル以上の製品をラインアップし、中小規模の量産機器向けに多数採用されてきました。中でも「Armadillo-440」は、LinuxだけでなくGoogle  Android™、Windows® Embedded、Adobe® Flash® Lite™など各種OS・ソフトウェアソリューションにも対応しており、用途や開発リソースに応じて選択できるプラットフォームとなっています。
詳細は、http://www.atmark-techno.com/armadillo/ をご参照ください。

■株式会社アットマークテクノについて
株式会社アットマークテクノは、1997年11月に設立されたシステムハウスです。Linux対応、省電力設計の組み込み機器向け小型ボードコンピュータの開発・製造・販売を行っています。自社ブランド製品として、ARM搭載・省電力設計のCPUボード「Armadillo(アルマジロ)」、 Xilinx社製FPGAを搭載したモジュール「SUZAKU(朱雀)」を提供しています。
詳細は http://www.atmark-techno.com/ をご覧ください。

■ローム株式会社について
ローム株式会社(代表取締役社長 澤村 諭)は、1958年(昭和33年)設立。民生機器市場、携帯電話及び通信機器、自動車関連機器をはじめとする幅広い市場分野でシステムソリューションを展開しており、グローバルに展開している開発・営業ネットワークを通じて品質と信頼性に優れたLSIやディスクリート半導体製品を顧客に供給しています。本社所在地は京都府京都市、2010年3月期の連結売上高3,356億円、社員数21,005人です。
詳細は、http://www.rohm.co.jp/  をご参照ください。

■株式会社日新システムズについて
「日新電機株式会社(東証、大証1部上場)の全額出資子会社である日新システムズは組込みシステム開発のインテグレーターとして“プロフェッショナルサービスPlus!”を掲げ、組込みのリアルタイム制御技術と、ネットワーク分野の高い技術を共存させた新たなサービスを提供する企業です。また米LANTRONIX社およびウインドリバー社の販売代理店として活動し、組込み開発の支援をする製品の販売、カスタマイズ、サポートを提供します。」

詳細は、http://www.co-nss.co.jp/  をご参照ください。

■製品イメージ (※写真はイメージです。発売日の製品の外観は一部変更となる場合がありますのでご了承ください。)

※「Armadillo」「SUZAKU」は、株式会社アットマークテクノの商標または登録商標です。「Windows」はMicrosoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。「Adobe」「Flash」「Flash Lite」はAdobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の米国ならびに他の国における商標または登録商標です。「Google Android」はGoogleの商標です。その他このプレスリリースに記載されている会社名および製品名は、各社・各団体の登録商標または商標です。TMおよびRマークは記載していない場合があります。

(2010年4月27日)

航空防衛業界で豊富な実績を持つ
分散ネットワークミドルウェアをFA・産業市場へ投入

株式会社日新システムズ(本社:京都市 、代表取締役社長:大坪幸治、以下日新システムズ )は、 Real-Time Innovations 社(本社:米国カリフォルニア州 、 CEO : Stan Schneider,Ph.D. 以下 RTI 社)の分散ネットワークミドルウェア「 RTI Data Distribution Service 」の FA ・産業市場向け新パッケージをリリースいたします。本製品「 RTI Data Distribution Service Small Project Program 」(以下「 RTI Data Distribution Service SPP 」)は戦略的に初期導入コストを抑えたパッケージとして 4 月 16 日より発売開始します。

 

RTI Data Distribution Service 」は、国際標準化団体「 OBJECT MANAGEMENT GROUP ( OMG )」で規定されている「 Data Distribution Service ( 以下 DDS) 」のアプリケーションインターフェイスの最新規格に準拠し最適化したミドルウェアです。大規模なネットワークの構築を容易にし、システムの開発、拡張、メンテナンスの効率を上げることができます。さらにリアルタイム性の確保、システムの二重化を実現する機能を保有しており、その信頼性の高さから米海軍、空軍における実績を多く持ち、近年では半導体製造装置、社会インフラ遠隔監視装置、車載、医療機器、ファイナンシャルなどの市場においても採用されています。

 

航空防衛業界を中心とした大規模システムにおいて多く採用されている「 RTI Data Distribution Service 」は、初期導入コストとしてトレーニング、コンサルティング、オプションを含めた 3 ライセンスパッケージで 1000 万円程度が必要です。今回発表する「 RTI Data Distribution Service SPP 」は、 FA ・産業市場の中小規模システムにおいてもこの優れた技術をご利用頂けるよう1ライセンス( 150 万円から)での販売を実現しました。

 

日新システムズは FA ・産業市場への「 RTI Data Distribution Service SPP 」投入により産業機器の制御装置などへの販売を行ない、 2010 年度に 50 件以上のプロジェクトでの採用を見込んでいます。

 

■「 RTI Data Distribution Service SPP 」概要

パッケージ内容
•  DDS 規格準拠ミドルウェア
•  DDS 通信解析及びデバッグツール

条件
•  年間サブスクリプションライセンス
•  FA ・産業分野用
•  ランタイムライセンスは別途

価格
•  150 万円/年・人〜

 

■「 RTI Data Distribution Service 」の特長

•  簡単に二重化システムを構築可能

「 RTI Data Distribution Service 」はメッセージの送信ノードと受信ノードとの間で複雑な設定をすることなくネットワークを構築できます。また、送信ノードの 1 つが故障した場合にもバックアップの送信ノードがシームレスに配信を続け、受信ノードでは何ら設定変更が要りません。さらにホットスワップに対応しているため、ネットワーク全体に対する設定変更無しでいつでもノードを入れ替えることができます。

•  リアルタイム性の確保

「 RTI Data Distribution Service 」のサポートする QoS 機能によって受信ノードの帯域を制御できるため、確実にメッセージを送受信することが可能です。

•  プラットフォームに依存しないアプリケーション

RTI Data Distribution Service は Windows 、組込み Linux 、 VxWorks などのオペレーティングシステム( OS )を幅広くサポートしています。サポートしているあらゆる OS 上では、「 RTI Data Distribution Service 」のアプリケーションを共通して動作させることができます。

■Real-Time Innovations 社からのコメント

今までに何百ものお客様がRTI Data Distribution Serviceを利用してリアルタイムシステム統合の開発工数と費用を削減して来られました。RTI社の新パッケージRTI Data Distribution Service Small Project Programによって、より多くのプロジェクトにおいてこの革新的な技術をご利用頂けるようになります。
つまり、開発予算、期間が特に限られた、まさにRTI Data Distribution Serviceのメリットが活かされる中小規模の産業向けプロジェクトに対応したパッケージなのです。 (Real-Time Innovations社 President & CEO Stan Schneider,Ph.D.)

 

■日新システムズについて

日新電機株式会社(東証、大証 1 部上場)の全額出資子会社である日新システムズは、組込みシステム開発のインテグレーターとして“プロフェッショナルサービス Plus !”を掲げ、組込みのリアルタイム制御技術と、ネットワーク分野の高い技術を共存させた新たなサービスを提供する企業です。組込みソフトウェア開発の技術力としては、カスタムボードへの OS 移植、デバイスドライバ、アプリケーションの開発を得意としています。また、組込み開発を支援するリアルタイム OS 、組込み Linux 、ネットワークプロトコルスタック、ファイルシステムなど各種組込みソフトウェアパッケージを販売、サポートを提供します。

 

※本資料に掲載する会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。

 

■本製品に関するお問合せ

株式会社日新システムズ
京都市下京区堀川通綾小路下ル綾堀川町 293-1  堀川通四条ビル
TEL : 075-344-7977
http://www.co-nss.co.jp/contact.html

RTI Data Distribution Service の製品ページはこちら

(2010年2月2日)

ルネサス テクノロジのマイコン「 SuperH ファミリ」向け
リモートアクセス用ソフトウェアの無償提供により
デファクトスタンダード採用を狙う

株式会社日新システムズ(本社:京都市、代表取締役社長:大坪幸治、以下日新システムズ)は、 株式会社ルネサス テクノロジ(以下 ルネサス社)の 32 ビットマイコン「 SuperH ファミリ」)向けにファイアウォールを越えリモートアクセスを実現するソフトウェアを開発し、無償提供を開始します。市場にてポピュラーな SuperH ファミリにデファクトスタンダードとして採用されることを狙い、米国 LANTRONIX 社の新製品である「 ManageLinx (マネージリンクス)」との連携により、インターネット経由で安全かつ容易なリモートメンテナンスソリューションを提供いたします。

ルネサス社製の SuperH ファミリは工作 機器や産業機器などでも多くの採用実績があり、これらの市場において今後リモートメンテナンスの重要性が増加すると考えられています。自社製品のメンテナンスサービスや、エネルギー消費監視といった幅広い分野での用途に本ソフトウェアは有効な提案になると考えています。

本リモートアクセス用ソフトウェアは、米国ラントロニクス社にて開発された仮想 IP アクセス技術である VIP Access を採用しています。既に販売中のリモートアクセス用アプライアンス製品「 ManageLinx 」と、本ソフトウェアを搭載した機器を接続することによって、ファイアウォールの内側に設置されている機器でも、ファイアウォールの設定なしで簡単にインターネットからのリモートアクセスを実現させることが可能になります。

 

<導入メリット>
ルネサス社の SuperH ファミリ を使用している顧客にとっては、下記の導入メリットがあります。

1.コスト削減
リモートアクセス用ソフトウェアが無償で提供されるため、ライセンスコストを削減できます。

2.経費削減、時間短縮
工作機器や産業機器などメンテナンスに際し、これまでは作業者の現地派遣が必要であった機器に対して、リモートでのメンテナンスが可能になるため、リモートでのファームウェア・バージョンアップや状態監視が可能となり、人件費軽減、交通費軽減、ダウンタイム軽減ができます。

3. 簡単かつ安全(セキュア) にリモートメンテナンス
インターネット経由でのリモートメンテナンスのため、専用線によるネットワーク施設が困難な海外拠点に設置されている機器でも、容易で安価にリモートメンテナンスが実現できます。また通信経路は常に暗号化されており、インターネット経由でもセキュリティは十分に確保されています。

 

■株式会社ルネサス テクノロジからのコメント

海外にある装置でもリモートメンテナンスが可能な ManageLinx を SuperH ファミリ に搭載されたことを嬉しく思います。 SuperH ファミリ は多くの産業機器に採用して頂いており、機器の安価で安全なメンテナンスを可能とするシステム提案を顧客に提供していきます。(株式会社ルネサス テクノロジ システムソリューション技術部 主管技師 増田 訓)

 

■日本ラントロニクス株式会社からのコメント

市場でポピュラーな SuperH ファミリ 用に弊社の技術であるリモートアクセスソフトウェア VIP Access を(株)日新システムズ様とこの度共同で開発することが出来ました。これにより多くの SuperH ファミリ を使用している機器の遠隔地からの監視・制御が可能になりエコの面でも効率を上げるリモートメンテナンスが可能になります。(日本ラントロニクス株式会社 セールスマネージャ 有賀 千帆)

 

■株式会社日新システムズ
日新電機株式会社(東証、大証 1 部上場)の全額出資子会社である、日新システムズは組込みシステム開発のインテグレータとして“プロフェッショナルサービス Plus! ”を掲げ、組込みのリアルタイム制御技術と、ネットワーク分野の高い技術を共存させた新たなサービスを提供する企業です。組込みソフトウェア開発の技術力としては、 OS のカスタムボードへのポーティング、デバイスドライバ開発、アプリケーション開発を得意としています。また米国 LANTRONIX 社と業務提携を行い、シリアル−イーサネット変換器である組込みタイプの「 XPort 」シリーズ、外部接続タイプの「 UDS 」シリーズ、小型リモート KVM 「 Spider 」などの販売やカスタマイズも行っています。

 

•  SuperH は、 ( 株 ) ルネサス テクノロジの商標です。
•  ManageLinx および VIP Access は LANTRONIX の商標です。

 

【本製品に関するお問合せ】
株式会社日新システムズ
京都府京都市下京区 堀川通綾小路下ル綾堀川町 293-1  堀川通四条ビル
TEL : 075-344-7977
http://www.co-nss.co.jp/contact.html

ManageLinxの製品ページはこちら

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